【Screens】テレビと我々の生活との関わり方はどう変わる?

“あらゆる映像メディア”の可能性や価値、動画ビジネスの今を、客観的なデータやエビデンスから映し出していく情報サイト「Screens」にて、幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2017」のリポートを執筆しました。

CEATEC JAPANというとIT・家電の総合展示会というイメージだったのですが、2016年からは「CPS(サイバーフィジカルシステム=IoTにより多様なデータ・情報が集まり、分析結果が現実世界にフィードバックされるというもの)」と「IoT(もののインターネット)」の総合展示会という形に変わりました。

以前はテレビ関連の技術がさまざまなメーカーのブースで所狭しと展示されていたのですが、今回のCEATEC JAPANではほとんどテレビ関連の展示が見られませんでした。唯一気を吐いていたのがシャープの「AQUOS 8K」といった感じですね。4Kテレビの普及が進む中で、ついに「8Kテレビ」が登場。従来のテレビに比べて色再現範囲が広がったことや、暗部から明部までどちらもつぶさずに表現できる「HDR(High Dynamic Range)」に対応したことなども含めて、8Kテレビの表現力は相当なものに仕上がっています。しかし、多くの人がYouTubeなどの圧縮動画を楽しんでいる現状では、もしかしたらオーバースペックに過ぎないのかもしれません。

シャープのブースでは、バレリーナが踊る様子をカメラで撮影し、リアルタイムで8Kテレビに映し出すというデモを行っていました

とはいえ、若い人のテレビ離れは進んでいるかもしれませんが、超高齢化が進む日本人の多くにとって、リビングの中心にあるのは相変わらずテレビでしょう。CEATECではコンパニオンロボットやスマートスピーカーなどが展示されていましたが、それらの登場によって、テレビと我々の生活との関わり合いが今後大きく変わっていくのかもしれないなと感じました。

安蔵 靖志

IT・家電ジャーナリスト 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっている。

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